YdxAiSetStartOutRange¶
機能¶
サンプリング開始条件( アナログ入力トリガ アウトレンジ比較 )を設定します。
しきい値は、バイナリ値で指定します。
書式¶
INT YdxAiSetStartOutRange(
INT id,
INT channel,
INT level1,
INT level2,
INT mode
);
パラメータ¶
id¶
YdxOpen関数 で取得したIDを指定します。
言語 | C# | VB(.NET2002以降) | VB6.0 | C++/CLI | C/C++ |
---|---|---|---|---|---|
型 | int | Integer | Long | int | INT |
channel¶
比較をするチャネルを指定します。
設定範囲は0~5、初期値は0です。
言語 | C# | VB(.NET2002以降) | VB6.0 | C++/CLI | C/C++ |
---|---|---|---|---|---|
型 | int | Integer | Long | int | INT |
level1・level2¶
しきい値を指定します。
設定範囲は-30,000~30,000、初期値はlevel1=-15,000・level2=15,000です。
-
level1≦level2の場合
「データ≦level1 または level2≦データ」となった時に、条件が成立します。
-
level2≦level1の場合
「データ≦level2 または level1≦データ」となった時に、条件が成立します。
言語 | C# | VB(.NET2002以降) | VB6.0 | C++/CLI | C/C++ |
---|---|---|---|---|---|
型 | int | Integer | Long | int | INT |
mode¶
動作モードを指定します。
値 | 意味 |
---|---|
0 | エッジセンス(アウトレンジでない状態から、アウトレンジに変化した時に、条件成立) |
1 | レベルセンス(アウトレンジの時に、条件成立。最初からアウトレンジだった場合も、条件成立) |
初期値は0です。
言語 | C# | VB(.NET2002以降) | VB6.0 | C++/CLI | C/C++ |
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型 | int | Integer | Long | int | INT |
戻り値¶
関数が正常に終了した場合は、0(YDX_RESULT_SUCCESS)が返ります。
正常に終了しなかった場合は、0以外が返ります。
詳細は、戻り値一覧 を参照してください。
言語 | C# | VB(.NET2002以降) | VB6.0 | C++/CLI | C/C++ |
---|---|---|---|---|---|
型 | int | Integer | Long | int | INT |
備考¶
YdxAiSetStartCondition関数 で、サンプリング開始条件として「アナログ入力トリガ(アウトレンジ比較)」を選択した場合にのみ設定が有効になります。
サンプリング開始条件として「アナログ入力トリガ(アウトレンジ比較)」を選択しない場合は、本関数を実行する必要はありません。
本関数は、アナログ入力が 動作中 には実行できません。
使用例¶
サンプリング開始条件(アナログ入力トリガ アウトレンジ比較)を設定します。
比較をするチャネルは1、しきい値は-2,300と4,500、動作モードはレベルセンスに設定します。
C#¶
int result;
result = Ydx.AiSetStartOutRange(id, 1, -2300, 4500, 1);
VB(.NET2002以降)¶
Dim result As Integer
result = YdxAiSetStartOutRange(id, 1, -2300, 4500, 1)
VB6.0¶
Dim result As Long
result = YdxAiSetStartOutRange(id, 1, -2300, 4500, 1)
C++/CLI¶
int result;
result = YdxAiSetStartOutRange(id, 1, -2300, 4500, 1);
C/C++¶
INT result;
result = YdxAiSetStartOutRange(id, 1, -2300, 4500, 1);