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関数 > アナログ出力 >

YdxAoOutputVolt

機能

アナログ出力端子を制御します。
データは、電圧値で指定します。

書式

INT YdxAoOutputVolt(
    INT id,
    INT start,
    INT num,
    INT mode,
    FLOAT* volt
);

パラメータ

id

YdxOpen関数 で取得したIDを指定します。

言語 C# VB(.NET2002以降) VB6.0 C++/CLI C/C++
int Integer Long int INT

start

出力開始チャネルを指定します。
設定範囲は0~3です。

言語 C# VB(.NET2002以降) VB6.0 C++/CLI C/C++
int Integer Long int INT

num

出力をするチャネル数を指定します。

言語 C# VB(.NET2002以降) VB6.0 C++/CLI C/C++
int Integer Long int INT

mode

動作モードを指定します。
 0 :出力の更新を、すぐにおこないます。
 1 :出力の更新を、次のサンプリング周期でおこないます。
   (アナログ出力のサンプリングが停止中・待機中は、出力は更新されません)
   ただし、出力が更新されるのは、チャネル設定 で無効になっているチャネルのみです。
   (有効になっているチャネルは、データバッファからのデータで更新されます)
   アナログ出力が 動作中 に実行する場合は、1を指定してください。

言語 C# VB(.NET2002以降) VB6.0 C++/CLI C/C++
int Integer Long int INT

volt

出力データを格納した変数へのポインタを指定します。
データの値の範囲は、-10~10 [V]です。

言語 C# VB(.NET2002以降) VB6.0 C++/CLI C/C++
float[] Single Single float* FLOAT*

戻り値

関数が正常に終了した場合は、0(YDX_RESULT_SUCCESS)が返ります。
正常に終了しなかった場合は、0以外が返ります。
詳細は、戻り値一覧 を参照してください。

言語 C# VB(.NET2002以降) VB6.0 C++/CLI C/C++
int Integer Long int INT

備考

本関数は、modeに0を指定する場合は、アナログ出力が 動作中 には実行できません。
(modeに1を指定する場合は、アナログ出力が動作中でも実行できます)

使用例

アナログ出力チャネル0~3(AOUT0~AOUT3)に、5.6Vを出力します。

C#

int result;
float[] volt = new float[4];
int i;
for (i = 0; i < 4; i++)
{
    data[i] = 5.6F;
}
result = Ydx.AoOutputVolt(id, 0, 4, 0, volt);

VB(.NET2002以降)

Dim result As Integer
Dim volt(3) As Single
Dim i As Integer
For i = 0 To 3
    data(i) = 5.6
Next
result = YdxAoOutputVolt(id, 0, 4, 0, volt)

VB6.0

Dim result As Long
Dim volt(3) As Single
For i = 0 To 3
    data(i) = 5.6
Next
result = YdxAoOutputVolt(id, 0, 4, 0, volt(0))

C++/CLI

int result;
float volt[4];
int i;
for (i = 0; i < 4; i++)
{
    volt[i] = 5.6;
}
result = YdxAoOutputVolt(id, 0, 4, 0, volt);

C/C++

INT result;
float volt[4];
INT i;
for (i = 0; i < 4; i++)
{
    volt[i] = 5.6;
}
result = YdxAoOutputVolt(id, 0, 4, 0, volt);