スローダウン信号(SD)¶
概要¶
モーター動作中にSD信号がONすると、減速方法と入力方法の設定により減速動作をおこないます。
減速¶
- 減速方法 : 減速
- 入力方法 : レベル入力
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起動モード :
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定速起動
定速起動ではSD信号を無視します。 -
定速-減速起動、加減速起動
定速-減速起動・加減速起動ではSD信号ONにより起動速度まで減速します。
減速後、または減速中にSD信号がOFFになると移動速度まで加速します。
定速-減速起動・加減速起動時での動作開始時にSD信号がONしている場合は起動速度で動作しますが、SD信号がOFFになると移動速度まで加速します。
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ラッチ・減速¶
- 減速方法 : 減速
- 入力方法 : ラッチ入力
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起動モード :
-
定速起動
定速起動ではSD信号を無視します。 -
定速-減速起動、加減速起動
定速-減速起動・加減速起動ではSD信号ONにより起動速度まで減速します。
減速後、または減速中にSD信号がOFFになっても起動速度を維持し、移動速度に加速しません。
定速-減速起動・加減速起動時での動作開始時にSD信号がONしている場合は起動速度で動作しますが、SD信号がOFFになっても移動速度に加速はしません。
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減速停止¶
- 減速方法 : 減速停止
- 入力方法 : レベル入力
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起動モード :
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定速起動
定速起動ではSD信号がONすると停止します。
動作開始時にSD信号がONしている場合は、動作を開始せず動作完了になります。 -
定速-減速起動、加減速起動
定速-減速起動・加減速起動ではSD信号ONにより、起動速度まで減速後停止します。
減速中にSD信号がOFFになると移動速度まで加速します。
動作開始時にSD信号がONしている場合は、動作を開始せず動作完了になります。
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ラッチ・減速停止¶
- 減速方法 : 減速停止
- 入力方法 : ラッチ入力
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起動モード :
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定速起動
定速起動ではSD信号がONすると停止します。
動作開始時にSD信号がONしている場合は、動作を開始せず動作完了になります。 -
定速-減速起動、加減速起動
定速-減速起動・加減速起動ではSD信号ONにより、起動速度まで減速後停止します。
減速中にSD信号がOFFになっても加速しません。
動作開始時にSD信号がONしている場合は、動作を開始せず動作完了になります。
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設定項目¶
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入力論理
PmcmSetSensorConfig関数で入力論理を選択できます。 -
減速方法
PmcmSetSensorConfig関数で減速/減速停止を選択できます。 -
入力方法
PmcmSetSensorConfig関数でレベル入力/ラッチ入力を選択できます。 -
フィルタ
PmcmSetSensorConfig関数でフィルタを挿入することができます。
備考¶
入力方法にラッチ入力を選択した場合、ラッチの解除は、次の動作開始時にSD信号がOFFであればラッチはリセットされます。
また、レベル入力を選択してもリセットされます。