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アナログ入出力調整ユーティリティ(Windowsのみ)

弊社にてAD/DAコンバータの調整をおこない出荷していますが、お客様の環境で再度調整が必要な場合は、このユーティリティを使用して調整をおこなうことができます。
調整をおこなう際は、ユニットを30分以上通電させた後におこなってください。

  1. ユニットのオープン
    [ユニット]メニューの[オープン]をクリックしてください。
    オープンメニュー
    表示された画面にてユニットID及び型名を選択してユニットのオープンをおこなってください。
    オープンダイアログ

  2. 入力チャネルの調整
    精度の良い、基準電圧発生器を用意してください。
    入力調整
    (1) 調整をおこなうチャネルを選択してください。
    (2) 調整開始ボタンをクリックします。
    最初に「CHxに0Vを入力し、OKをクリックしてください」と表示されますので、0Vを入力してOKをクリックしてください。
    次に「CHxに9.999695Vを入力し、OKをクリックしてください」と表示されますので、9.999695Vを入力してOKをクリックしてください。
    以上で調整は終了です。続いて他のチャネルの調整をおこなう場合は(1)から実行してください。

    出荷時に戻すボタンをクリックすると、出荷時の調整値に戻ります。
    この場合、選択されているチャネルに関わらず、全チャネルが出荷時の調整値に戻ります。

  3. 出力の確認
    精度の良い、マルチメーターを用意してください。
    出力調整
    (1) 調整をおこなうチャネルを選択し、マルチメーターを接続してください。
    (2) オフセットまたはゲインを選択します(オフセットを調整後、ゲインを調整してください)。
    (3) オフセットの場合は0V、ゲインの場合は9.999695Vに近づくよう、値を△▽ボタンで調整してください。
    続いて他のチャネルの調整をおこなう場合は(1)から実行してください。

    出荷時に戻すボタンをクリックすると、出荷時の調整値に戻ります。
    この場合、選択されているチャネルに関わらず、全チャネルが出荷時の調整値に戻ります。

  4. クローズ
    [ユニット]メニューの[クローズ]をクリックしてください。
    クローズメニュー

続けて他のユニットを調整したい場合は、1から実行してください。
(ユーティリティ終了時にクローズ処理をおこなうようにしていますので、クローズを実行せずにユーティリティを終了させても問題ありません)