I2C アナログ入力ボード AIO-32/0RA-IRC
I2C接続のアナログ入力ボードです。
16ビットのアナログ入力32点を搭載しています。
ラズベリーパイ・Jetsonの拡張ボードとしても使用できます。
特徴
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±10Vのアナログ入力に対応しています。
入力電圧範囲は0~10Vです。(負電圧の入力はできません)
したがって、シングルエンド入力で変換できる電圧は0~10Vとなります。
差動入力の場合は以下の表のように±10Vの変換が可能です。(この場合も入力電圧は正電圧である必要があります。)AIN+ [V] AIN- [V] 差動入力での変換結果 [V] 10 0 10 7 3 4 2 8 -6 0 10 -10 -
ゲイン切替により、フルスケールを±10V、±5V、±2.5V、±1.25Vの中から選択できます。
- シングルエンド入力(32点)または差動入力(16点)で使用できます。
- 「Raspberry Pi 5/4/3/2/Zero」・「Jetson Nano 開発者キット」・「弊社製のI2C拡張ボード」にスタックして使用できます。
拡張用コネクタは実装済みの為、スタックするだけで使用できます。(半田付けは不要)
I2C接続の為、その他の様々なボード等も接続して使用する事ができます。
I2Cバス電圧は3.3Vです。 - RoHS2指令(10物質)に対応しています。
付属品
- スペーサ(M2.6・12mm・オスメスネジ・金属) 4個
- ビス 4個
- ナット 4個
- コネクタピン保護カバー 1個(コネクタ(J1)のピンの保護の為、かぶせて出荷しています)
ドキュメント
回路図
データシート
ADS1115(A/Dコンバータ)
ADS1115(A/Dコンバータ)(翻訳版)
CD74HC4067(マルチプレクサ)
PCA9554C(I/Oエクスパンダ)
XG4C-3434(コネクタ)
J1(コネクタ)
外形寸法図(PDF)
注意事項
I2Cスレーブのボードを複数スタックする場合について
J1に実装されているコネクタは、一般的に「連結ピンソケット」等という呼び名でプロトタイプに良く使用されている簡易的な連結コネクタです。
プロトタイプ用途ではなく信頼性の要求される用途に使用される場合には、必ずお客様のほうで評価をお願いいたします。
また、同じ型番のボードを複数スタックする場合は、お客様のほうで改造(I2Cアドレスの変更)が必要です。
使用例
ラズベリーパイ・「Jetson Nano 開発者キット」
- AIO-32/0RA-IRCのセットアップ(ラズベリーパイ)
- AIO-32/0RA-IRCのセットアップ(NVIDIA Jetson Nano 開発者キット)
- アナログ値を測定する(C言語)
- アナログ値を測定する(Python)
- アナログ値を測定して、ブラウザに表示する(WebIOPiを使用)