I2C フォトリレー出力ボード DIO-0/16RC-IRC
I2C接続のデジタル出力ボードです。
フォトリレー出力16点を搭載しています。
ラズベリーパイ・Jetsonの拡張ボードとしても使用できます。
フォトリレーの型番変更について
フォトリレーが TLP172A → TLP172AM(TLP172Aの後継品)に変更になっています。
(フォトリレーのパッケージの色が 白 → 黒 に変更になっています)
製品仕様への影響はありません。
詳細については、データシートまたは I2C-Rシリーズのフォトリレーの変更について を参照してください。
特徴
- デジタル出力は内部回路と絶縁されており、外部回路に異常があっても内部回路は保護されます。
- デジタル出力はフォトリレー出力です。
- 高電圧・高電流のオンオフ制御ができます。
- 使用電圧:最大48V
- 出力電流:最大400mA(Ta=25℃)、最大250mA(Ta=60℃)
- メカニカルリレーと比較して長寿命・静音・高速動作です。
- 「Raspberry Pi 5/4/3/2/Zero」・「Jetson Nano 開発者キット」・「弊社製のI2C拡張ボード」にスタックして使用できます。
拡張用コネクタは実装済みの為、スタックするだけで使用できます。
(半田付けは不要です)
I2C接続の為、その他の様々なボード等も接続して使用する事ができます。
I2Cバス電圧は3.3Vです。 - RoHS2指令(10物質)に対応しています。
付属品
- スペーサ(M2.6・12mm・オスメスネジ・金属) 4個
- ビス 4個
- ナット 4個
- コネクタピン保護カバー 1個(コネクタ(J1)のピンの保護の為、かぶせて出荷しています)
ドキュメント
回路図
接続例
データシート
PCA9535C(IOエクスパンダ)
TLP172A(フォトリレー)
TLP172AM(フォトリレー)
XG4C-3434(コネクタ)
J1(コネクタ)
外形寸法図
注意事項
I2Cスレーブのボードを複数スタックする場合について
J1に実装されているコネクタは、一般的に「連結ピンソケット」等という呼び名でプロトタイプに良く使用されている簡易的な連結コネクタです。
プロトタイプ用途ではなく信頼性の要求される用途に使用される場合には、必ずお客様のほうで評価をお願いいたします。
また、同じ型番のボードを複数スタックする場合は、お客様のほうで改造(I2Cアドレスの変更)が必要です。
使用例
ラズベリーパイ・「Jetson Nano 開発者キット」
- DIO-0/16RC-IRCのセットアップ(ラズベリーパイ)
- DIO-0/16RC-IRCのセットアップ(NVIDIA Jetson Nano 開発者キット)
- デジタル出力を操作する(C言語)
- デジタル出力を操作する(Python)
- デジタル出力をブラウザから操作する(WebIOPiを使用)