DIO-8/4RD-WUCのプログラムの書き込み方法(Arduino IDEから)
開発環境のセットアップが済んでいない場合は、まず開発環境のセットアップをおこないます。
シリアル変換モジュールの接続
DIO-8/4RD-WUCの拡張コネクタ(J1)とUSBシリアル変換モジュールを接続します。
拡張コネクタ(J1) | USBシリアル変換モジュール |
---|---|
6pin | GND |
8pin | TXD(3.3V) |
10pin | RXD(3.3V) |
秋月電子通商の「 USBシリアル変換モジュール(AE-FT234X)」との接続例
他のUSBシリアル変換モジュールでも、TXD・RXDの信号レベルが3.3Vの物であれば使用できます。
スイッチの設定
スイッチの1と2を両方ON側にします。
なお、スイッチとESP-WROOM-02の接続は以下のとおりになっています。
スイッチ | ESP-WROOM-02 | 役割 |
---|---|---|
1 | IO0 | OFF(H): 通常動作(Flash Boot) ON(L): Arduino IDEからの書き込み(UART Download) |
2 | RST | OFF(H): リセット解除 ON(L): リセット |
パソコンとの接続
ボード上のUSBコネクタとパソコンをUSBケーブルで接続します。
(パソコンの代わりにUSB-ACアダプタでも構いません)
電源が供給されますので、金属などの導電性のある物とボードが触れないように注意してください。
USBシリアル変換モジュールとパソコンをUSBケーブルで接続します。
プログラムの書き込み
Arduino IDEを起動して、プログラムを開きます。
「ツール」→「シリアルポート」から、USBシリアル変換モジュールに割り当てられたポートを選択します。
「ツール」→「シリアルモニタ」をクリックして、シリアルモニタを開きます。
右下のボーレート設定を「115200 bps」にします。
スイッチの2をOFF側にします。
(リセット解除)
「マイコンボードに書き込む」のボタンをクリックします。
書き込みが完了すると以下のように表示されます。
この時「error: espcomm_upload_mem failed」などのエラーになった場合は、スイッチの1がON側になっている事を確認してください。
その後、スイッチの2を一度ON側にしてから再度OFF側に戻してから「マイコンボードに書き込む」のボタンをクリックしてください。
動作確認
プログラムの動作を確認してください。
電源のオフ
USBシリアル変換モジュールとパソコンを接続していたUSBケーブルを取り外します。
電源供給用のUSBケーブルを取り外します。
USBシリアル変換モジュールを取り外します。
スイッチの1をOFF側にします。
(通常動作モード)
なお、OTAアップデート(無線でのプログラム更新)に対応したプログラムを一度書き込んでしまえば、以降は無線LANからプログラムを書き換えられるため便利です。
(USBシリアル変換モジュールやスイッチの操作は不要になります)
OTA update
Espressif ESP8266+ArduinoでOTA(Over the Air) update