USB-I2C変換ボード(絶縁デジタル入出力付) DIO-8/4RE-UBC
絶縁デジタル入出力(入力8点・出力4点)付きのUSB-I2C変換ボードです。
パソコンのUSBを使用して、デジタル入出力やI2Cデバイスの制御がおこなえます。
USBは、High-speedモード(480Mbps)に対応しています。
フォトリレーの型番変更について
フォトリレーが TLP172A → TLP172AM(TLP172Aの後継品)に変更になっています。
(フォトリレーのパッケージの色が 白 → 黒 に変更になっています)
製品仕様への影響はありません。
詳細については、データシートまたは I2C-Rシリーズのフォトリレーの変更について を参照してください。
特徴
- パソコンのUSBを使用して、I2Cデバイスの制御がおこなえます。
- 絶縁デジタル入力8点・絶縁デジタル出力4点と拡張コネクタ(I2C接続)を搭載しています。
- デジタル入出力は内部回路と絶縁されており、外部回路に異常があっても内部回路やパソコンは保護されます。
- デジタル入力はフォトカプラ入力です。
- 制御システムで一般的に使用されるDC5V~DC24Vに対応しています。
- 耐ノイズ性が高く、高信頼性です。
- デジタル出力はフォトリレー出力です。
- 高電圧・高電流のオンオフ制御ができます。
- 使用電圧:最大48V
- 出力電流:最大400mA(Ta=25℃)、最大250mA(Ta=60℃)
- メカニカルリレーと比較して長寿命・静音・高速動作です。
- 「弊社製のI2C拡張ボード」をスタックして入出力を拡張することができます。
I2C接続の為、その他の様々なボード等も接続して使用する事ができます。
I2Cバス電圧は3.3Vです。 - USBバスパワーで動作しますので、電源供給は不要です。
- USBは、High-speedモード(480Mbps)に対応しています。
- Windows・Linux・Mac に対応しています。ラズベリーパイでも使用できます。
- RoHS2指令(10物質)に対応しています。
- 4層基板です。
付属品
- なし
使用するには「マイクロUSBケーブル」が必要です。
(付属していませんので別途用意をお願いいたします)
ドキュメント
回路図(抜粋)
接続例
データシート
FT4222H(USB-I2Cブリッジ)
PCA9535C(IOエクスパンダ)
TLP292-4LGB(フォトカプラ)
TLP172A(フォトリレー)
TLP172AM(フォトリレー)
XG4C-2634(コネクタ)
参考資料
FT4222H
ライブラリ(LibFT4222)ユーザーガイド
外形寸法図
その他の仕様
項目 | 仕様 |
---|---|
電源 | DC5V(USBバス電源を使用) 150mA以下(最大) 100mA以下(全入出力オフ時) |
使用条件(温度) | 周囲温度0~50℃ |
使用条件(湿度) | 湿度10%~90%(結露なし) |
注意事項
使用方法
- .NET(Windows, Linux, Mac)での使用方法
- Python(Windows, Linux, Mac)での使用方法
- C言語(Linux)での使用方法
- .NET Framework(Windows)での使用方法
使用例
.NET(C#)
- アナログ入力32点を増設する → AIO-32/0RA-IRCの使用例へ
- 絶縁デジタル出力16点を増設する → DIO-0/16RC-IRCの使用例へ
- 絶縁デジタル入力8点・絶縁デジタル出力4点を増設する → DIO-8/4RD-IRCの使用例へ
- DCモーターを制御する
- OLEDディスプレイを制御する
Python
- アナログ入力32点を増設する → AIO-32/0RA-IRCの使用例へ